ISO14001 - 株式会社障がい者つくし更生会
ISO14001
ISO14001とは
ISO・・・International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略で、世界140カ国以上の加盟国が参加し、国際標準規格を策定しています。
ISOねじ、写真フィルムの感度(ISO400など)のように、工業製品そのものの国際規格もありますが、ISO9001・ISO14001のように管理の仕組みに対する規格もあります。
当社が取得して取り組んでいるISO14001とは、ISOが1996年に制定した環境マネジメントシステムの国際規格です。
組織(企業・自治体など)の事業活動により発生する環境への影響に対して改善を求め、環境に負荷をかけない事業活動を継続的に行うように求めた規格となっています。
個人に比べて環境に対する負荷の大きい企業(組織)が、環境へ負荷をかけない仕組みを構築する必要があります。それを国際的な規格として制定し認証するような仕組みにしたのがISO14001なのです。
ISO14001を認証取得するという事は社内的に環境意識を意識付けるだけでなく、対外的に環境に対して取り組みを行っている企業であるということを証明することになります。
当社が取得した目的
当社が取得した目的はISO14001の環境マネジメントシステムに対する規格要求事項をPDCA(Plan.Do.Check.Action)サイクルに沿って行う事がエコ対策及び社員教育の一環となり、延ては会社組織の強化につながると共に、地域社会の貢献を果たすものと考え、社員一丸となって取り組み専門機関による承認審査に合格、平成17年7月9日に認証取得することができました。
取得するにあたっては、環境方針を設定、環境側面の洗い出し、法的関係のチェック、目的目標の設定、実施計画、役割・責任・権限の分担、教育訓練、文書管理、運用管理、緊急事態への準備及び対応、年2回の内部監査、内部監査後の指摘事項の対応、年2回のマネジメントレビュー等を通常業務に加えて行い、戸惑いながら社員全員で一生懸命頑張りやっとの思いで取得しました。
当社は表面的なイメージアップではなく、社員に対する環境意識の向上、社員ひとりひとりの力量の向上、障がい者の会社の組織力の向上等の中身を重視しています。そして、ISO環境マネジメントシステム運用に際し当社は目的・目標を飛散ゴミの拡大防止(環境美化)、リサイクル率アップをテーマとしており、当社の受託業務及び「環境の3R推進」の関連を視野に入れて取り組んでおります。
それは春日大野城リサイクルプラザにおける施設運転管理業務遂行にも役立つものと信じると共に、一般にいわれる「迷惑施設」を「環境モデル施設」といわれるよう努力したいと思っています。
環境方針
基本理念
私たちの使命は、環境に直接かかわりのある公共事業の受託者として、安全で確かな廃棄物処理・リサイクル作業を通じて社会に貢献することにある。
環境に配慮した企業活動を行い、環境汚染の予防につとめ、資源の節約とリサイクルを推進することにより、地域を始め関係各機関と協力して、持続的発展が可能な社会の形成を目指します。
そのために、環境マネジメントシステムを構築し、指針に基づきその有効性を持続的に改善して行きます。
目標テーマ
(1)廃棄物の飛散の最小化を目指します。
(2)再選別の廃棄物をゼロにします。
(3)リサイクルのアップに努めます。
(4)汚染物質の流失や火災・爆発等を予防します。